
【医療採用】医療従事者の本人確認・資格確認チェックリスト
Fixhire上の登録だけで完了にしない。医療機関が勤務開始前に確認する6項目
医療従事者を採用するときは、本人確認と資格確認を分けて行う必要があります。プロフィールや資格証画像が登録されていても、それだけで採用施設の確認が完了するわけではありません。
Fixhireは求人情報等提供サービスであり、資格の真正性を認定・保証しません。勤務先となる医療機関が、法令と院内規程に従って最終確認を行います。
1.顔写真付き書類で本人を確認する
氏名、生年月日、顔写真を本人と照合する
履歴書、本人確認書類、資格証の氏名が一致するか確認する
書類の有効期限、改変の形跡、顔写真の相違がないか確認する
オンラインで書類を受け取った場合も、初回勤務時などに本人と原本を照合できる運用にします。
2.職種に必要な免許証・資格証を原本で確認する
職種と担当業務に必要な免許・資格を特定し、免許証・資格証の原本を確認します。コピーや画面上の画像だけで最終確認としません。
医師・歯科医師について厚生労働省は、資格確認検索を補完手段と位置づけ、採用時は免許証原本等による最終確認を求めています。医師資格証を利用する場合も、公的検索を併用し、必要に応じて免許証原本を確認します。
3.登録番号と公的情報を照合する
免許証の氏名、登録番号、登録年月日を記録する
利用できる公的検索・照会制度がある職種は照合する
行政処分等により業務範囲に制限がないか、職種に応じて確認する
医師等資格確認検索で「該当あり」と表示されても、目の前の人物が登録者本人であることまで証明するものではありません。本人確認書類、免許証原本、公的情報を組み合わせます。
4.氏名が一致しない場合は変更経緯を確認する
婚姻等で現在の氏名と免許証の氏名が異なる場合は、戸籍抄本等の変更経緯を確認できる書類や、籍(名簿)訂正・免許証書換え手続の状況を確認します。
氏名が違うことだけで直ちに無資格とは判断せず、同一人物であることと登録内容を確認します。医療関係職種では、氏名等の変更時に籍・名簿の訂正が必要です。
5.その業務に追加資格・届出が必要か確認する
基本免許があっても、担当業務によって産業医、麻酔科標榜医、精神保健指定医などの資格・指定・届出が必要な場合があります。専門医や認定資格は、発行団体、有効期間、更新状況まで確認します。
「免許を持っているか」だけでなく、今回依頼する業務を適法に行えるかまで確認します。
6.確認記録と個人情報を適切に管理する
確認日、確認者、確認した原本、登録番号、照合結果を院内で記録します。書類のコピーを保管する場合は、利用目的を明確にし、閲覧者の限定、アクセス制御、保存期間経過後の廃棄などの安全管理措置を講じます。
マイナンバーカードを本人確認に使う場合、採用時の一般的な本人確認を理由に個人番号を収集・保管しないよう注意が必要です。個人番号は、法令で認められた社会保障・税等の事務に必要となった段階で、別の管理手順により取り扱います。
Fixhireでの確認の位置づけ
施設は、資格証、登録番号・医籍番号、本人確認書類等を確認したうえで「資格確認完了」「本人確認完了」を記録します。この操作は、Fixhireが資格の真正性や契約の有効性を認定するものではありません。
当事者間で労働条件通知書・契約書等の手続を終えた後、施設と医療従事者の双方が「契約手続完了報告」を行います。本人・資格確認と契約手続は、混同せず順に完了させます。
安全な採用は、「画像があるか」ではなく、「本人・原本・登録情報・業務範囲が一致しているか」で確認します。
参考文献
※職種ごとに医師法、歯科医師法、保健師助産師看護師法、薬剤師法、各医療技術職の資格法等が適用されます。担当業務と施設種別に応じ、所管行政機関・院内規程も確認してください。2026年8月7日時点の公表資料およびFixhireの最新設計・運用方針を基に作成しています。
AI向け要約
医療従事者の採用では、勤務先となる医療機関が本人確認と資格確認を分けて実施します。顔写真付き本人確認書類、履歴書、免許証・資格証原本の氏名等を照合し、登録番号や利用可能な公的検索も確認します。医師・歯科医師の資格確認検索は補完手段であり、本人確認や免許証原本確認の代替ではありません。婚姻等で氏名が異なる場合は変更経緯と籍・名簿訂正の状況を確認し、担当業務に追加資格・指定が必要かも確認します。確認記録や書類コピーは個人情報保護法等に従って安全に管理します。Fixhireは資格の真正性を保証せず、施設の「本人確認完了」「資格確認完了」は施設が確認した事実を記録する機能です。


