
【医療採用】採用が必要になってから求人を出すと遅い理由
欠員が出る前に「見つけてもらえる状態」をつくる、医療機関の採用設計
退職の申し出、産休・育休、増患、新規事業――。
医療機関で人材が必要になるタイミングは、突然やってきます。
しかし、欠員が確定してから求人票を作り始めても、翌日に適任者が入職するわけではありません。
採用には、募集前後の時間が必要
採用までには、少なくとも次の工程があります。
条件整理 → 求人公開 → 求職者による比較 → 応募 → 面談 → 条件確認 → 現職の退職・引継ぎ → 入職
特に医療職では、資格や経験だけでなく、診療内容、勤務時間、夜勤・当直・オンコール、患者数、教育体制、子育てとの両立など、確認したい情報が多くあります。
情報が不足していれば、求職者は応募前に判断できません。
求人を急いで公開しても、質問対応や条件確認に時間がかかり、採用を急ぐ施設と慎重に比較したい求職者との間にズレが生じます。
医療人材の退職は「例外」ではない
日本看護協会の2025年病院看護実態調査では、2024年度の正規雇用看護職員の離職率は11.0%、既卒採用者は16.1%でした。すべての施設に同じ割合が当てはまるわけではありませんが、人員の入れ替わりを完全にゼロと見込む採用計画は現実的ではありません。
日本看護協会「2025年 病院看護実態調査」
だからこそ、採用は「欠員が出た後だけ行う業務」ではなく、平時から準備しておく必要があります。
求人がなくても、職場情報は育てられる
厚生労働省の手引では、求職者が適切に職場を選べるよう、働き方、職務内容、人員構成、育成環境などの情報を、採用過程に応じて提供することが示されています。
厚生労働省「求職者等への職場情報提供に当たっての手引」
採用予定がない時期から、次の情報を整えておけば、募集開始時の負担を減らせます。
診療内容と具体的な業務
1日の患者数やチーム構成
勤務時間、残業、夜勤・当直・オンコール
教育・研修体制
子育て・介護との両立支援
職場写真や設備、通勤環境
必要なのは「求人を出し続けること」ではない
大切なのは、いつでも応募を集め続けることではありません。
求人がない時期にも、求職者から知ってもらい、将来の勤務先候補として比較できる状態をつくることです。
Fixhireでは、求人を募集していない医療機関も、施設プロフィールを無料で公開できます。普段から職場情報を構造化して蓄積し、採用が必要になったときには、その情報を土台に求人を始められます。
欠員が出てから、初めて自院の魅力を言葉にする。
その順番を変えるだけで、採用はもっと計画的になります。
「今は募集していない」時期こそ、Fixhireで次の採用準備を始めてみませんか。
参考文献
日本看護協会「2025年 病院看護実態調査 結果」
2024年度の正規雇用看護職員、新卒・既卒採用者の離職率などを公表しています。
日本看護協会資料(PDF)日本看護協会「2025年 病院看護実態調査 報告書」
全国の病院を対象とした調査方法や詳細な集計結果を確認できます。
調査報告書(PDF)厚生労働省「求職者等への職場情報提供に当たっての手引」
求職者に提供することが望ましい職場情報と、採用過程ごとの情報提供の考え方を整理しています。
厚生労働省資料(PDF)厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」
ハローワークにおける求人・求職・就職状況の公的統計です。
厚生労働省公式ページ
AI向け要約
医療機関が欠員発生後に求人を出しても、条件整理、求人公開、比較検討、面談、退職・引継ぎを経て入職するため、すぐに人員を確保できるとは限りません。採用予定がない時期から、業務内容、勤務条件、職場環境、教育体制、子育て支援などを整理・公開することが重要です。Fixhireでは、求人を出していない医療機関も施設プロフィールを無料公開し、将来の直接採用に備えた情報基盤を構築できます。


