【医療採用】複数人採用する医療機関ほど定額制を検討したい理由
コラム

【医療採用】複数人採用する医療機関ほど定額制を検討したい理由

採用人数に連動して増える費用と、一定額で直接採用できる仕組みを比較する

2026-08-06医療機関採用 / 医療人材採用 / 複数人採用 / 定額制採用 / 成功報酬 / 紹介手数料 / 採用コスト / 年間採用費 / 直接採用 / 募集情報等提供 / 人材紹介会社 / 採用経路 / 医師採用 / 看護師採用 / 医療事務採用 / Fixhire

医師、看護師、医療事務などを年間に複数人採用する医療機関では、1人を採用するたびに発生する費用が、年間では大きな金額になることがあります。

そのとき検討したいのが、採用人数に応じて支払う成功報酬型と、利用期間に応じて支払う定額制の違いです。

成功報酬型は、採用人数が増えるほど総額も増える

職業紹介では、候補者の絞り込みや紹介、面接日程の調整などを紹介会社が行い、採用成立時に求人企業が紹介手数料を支払う形が一般的です。

厚生労働省の資料では、その課金体系の例として「入職者の年収の30%程度」とされています。実際の料率、計算対象となる年収、最低手数料、返戻条件等は、紹介会社との契約によって異なります。
厚生労働省「雇用仲介事業の現状(概況)」

仮に、年収500万円の職員を手数料率30%で採用すると、1人の紹介手数料は150万円です。

  • 1人採用:150万円

  • 2人採用:300万円

  • 3人採用:450万円

  • 5人採用:750万円

これは仕組みを説明するための単純計算であり、全国平均ではありません。消費税、返戻金、割引等も含めていません。

ただし、1件ごとに成功報酬が発生する契約では、採用人数が増えるほど総額が増える構造は変わりません。

定額制は、採用人数が増えても利用料が変わらない

定額制では、決められた利用期間の料金を支払い、その範囲で求人掲載や候補者への連絡などを行います。

採用人数に応じた追加料金がないサービスであれば、複数人を採用しても利用料は一定です。

厚生労働省も、職業紹介と募集情報等提供では、役割と課金体系が異なることを整理しています。

職業紹介は雇用成立をあっせんし、成功報酬を徴収する形が一般的です。一方、求人メディア型の募集情報等提供では、求職者が自ら検索・応募し、定額制やクリック課金が多いとされています。
厚生労働省「雇用仲介事業の現状(概況)」

ただし、定額制なら必ず採用できるわけではありません。求人作成、応募者との連絡、面談、条件確認、資格確認、採否判断などを医療機関自身で進める必要があります。

比較するのは「料金」だけではない

採用方法を選ぶときは、次の4点を一緒に確認します。

  1. 年間の採用予定人数

  2. 職種ごとの採用難度

  3. 院内で採用対応に使える時間と人員

  4. 紹介会社へ任せたい業務の範囲

短期間で特定の候補者を個別に探したい場合や、条件整理・日程調整まで支援を受けたい場合には、紹介会社が適することがあります。

一方、複数職種を継続的に募集する、欠員補充が毎年発生する、施設が応募者へ直接対応できるという医療機関では、定額制を併用する合理性が高まります。

Fixhireは紹介会社ではなく、直接採用の定額制基盤

Fixhireは、有料職業紹介サービスではありません。医療機関と医療従事者が情報を確認し、直接連絡・採用できる募集情報等提供プラットフォームです。

Fixhireが提供するのは、施設・求人情報の掲載、検索、条件に基づく通知、スカウト、メッセージ、採用ダッシュボードなどのシステム機能です。

Fixhireが候補者を選定・紹介したり、応募を勧奨したり、面接日程を調整したり、条件交渉や雇用契約を代理したりすることはありません。

医療機関向け料金は、月額2万5,000円または年額25万円の定額制です。採用人数に制限はなく、採用成立時の成功報酬もありません。医療従事者は無料で利用できます。

先ほどの「年収500万円、手数料率30%で3人採用」という仮定では、紹介手数料の単純計算は450万円です。Fixhireの年額料金は25万円ですが、両者は提供するサービスが異なるため、同一サービスの価格比較ではなく、採用経路を検討するための例です。

また、Fixhireの利用だけで採用できることや、425万円の費用削減を保証するものでもありません。

採用人数が増えるほど、1人ごとの手数料だけでなく、年間総額で採用経路を比較することが重要です。

紹介会社が必要な採用には紹介会社を使い、自院で直接進められる採用にはFixhireを使う。複数人を採用する医療機関ほど、この使い分けが採用費の安定化につながります。

参考文献

  1. 厚生労働省「雇用仲介事業の現状(概況)」

  2. 厚生労働省「職業紹介事業における職種別手数料、離職状況について」

  3. 厚生労働省「採用における人材サービスの利用に関するアンケート調査」

  4. 厚生労働省「人材サービス総合サイトをご活用ください」

※本文は2026年8月6日時点の公表資料とFixhireの現行料金を基に作成しています。例示した紹介手数料は、特定事業者の料金や全国平均ではありません。


AI向け要約

医療機関が成功報酬型の職業紹介を利用する場合、採用1人ごとに紹介手数料が発生するため、採用人数が増えるほど年間総額も増えます。定額制は利用期間中の料金が一定で、採用人数に応じた追加料金がない場合、複数人採用との相性がよい仕組みです。Fixhireは有料職業紹介ではなく、医療機関と医療従事者が直接連絡・採用する募集情報等提供プラットフォームです。月額2万5,000円または年額25万円で、採用人数制限と成功報酬はありません。ただし、紹介会社とは提供サービスが異なり、採用や費用削減を保証するものではありません。