【医療採用】仲介料を減らすと、待遇はどこまで改善できる?
コラム

【医療採用】仲介料を減らすと、待遇はどこまで改善できる?

紹介料20〜30%を、給与・手当・研修・子育て支援へ振り向ける場合の具体例

2026-07-30医療採用 / 人材紹介 / 紹介手数料 / 採用コスト / 賃上げ / 待遇改善 / 福利厚生 / 直接採用 / Fixhire

【医療採用】仲介料を減らすと、待遇はどこまで改善できる?

紹介料20〜30%を、給与・手当・研修・子育て支援へ振り向ける場合の具体例

結論:医療人材の紹介料を削減すれば、その差額を給与や手当、研修、子育て支援などへ振り向ける余地が生まれます。
ただし、削減額の全額が自動的に給与になるわけではありません。直接採用にもサービス利用料や採用担当者の業務が必要で、賃上げには施設負担の社会保険料等も発生します。

年収500万円なら、紹介料は100〜150万円

厚生労働省の調査では、職業紹介事業者の手数料率は「年間賃金の20〜30%未満」が最も多い区分でした。実際の料率や計算方法は、紹介会社や契約によって異なります。

年収500万円の人を料率20〜30%で採用した場合、紹介料は単純計算で100〜150万円です。Fixhireの年額料金25万円と比較すると、初年度の費用差は75〜125万円になります。

給与に回すと、月額いくらになる?

給与を増やすと、厚生年金・健康保険・雇用保険などの施設負担も増えます。ここでは施設の追加負担を給与額の約15%と仮定し、費用差の全額を給与原資にした場合を概算します。

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※概算です。加入制度、都道府県、年齢、報酬月額、労災保険料率などで実際の負担は異なります。採用担当者の人件費などは含みません。

削減分は、恒久賃上げだけでなく複数の待遇改善に使える

紹介料は通常、採用時に発生する一時的な費用です。そのため、削減分を恒久的な基本給アップへ回すには、翌年度以降も原資を確保できるか確認が必要です。

現実的な活用先には、次のようなものがあります。

  • 入職時の一時金や定着支援金

  • 夜勤・オンコール・資格・役職などの手当

  • 研修費、学会参加費、資格取得支援

  • 託児費用、病児保育、ベビーシッター補助

  • 人員配置の充実や業務負担の軽減

  • 休憩環境、制服、業務機器など職場環境の改善

複数人を直接採用できれば、1施設単位の定額料金を分散できるため、採用1人あたりの費用はさらに下がる可能性があります。

Fixhireが目指すのは「必ず賃金が上がる」ことではない

Fixhireは、医療機関と医療従事者が直接情報を確認し、連絡・条件確認を進める求人情報提供サービスです。採用の仲介、条件交渉の代行、契約締結の代理は行いません。

紹介料を削減しても、使い道を決めるのは各施設です。したがって「Fixhireを使えば必ず給与が上がる」とは言えません。一方で、採用費の内訳と削減額を見える化し、その一部を働く人や医療現場へ還元する選択肢はつくれます。

よくある質問

紹介料を減らせば、その全額を給与にできますか?

できるとは限りません。直接採用の利用料、採用担当者の業務、施設負担の社会保険料等を差し引いて検討する必要があります。

一時的な削減額を基本給へ回してもよいですか?

可能ですが、基本給は翌年度以降も継続して発生します。恒久的な財源が見込めない場合は、一時金、手当、研修費、子育て支援なども選択肢です。

Fixhireなら採用人数が増えても料金は上がりませんか?

通常料金は1施設1アカウントにつき月額2万5,000円または年額25万円で、採用人数による成功報酬はありません。料金・キャンペーンは変更される場合があるため、申込み前に公式サイトの最新情報をご確認ください。


参考文献

  1. 厚生労働省「職業紹介事業に関するアンケート調査結果の概要」
    https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/0000080353.pdf

  2. 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
    https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/hoshu/20150515-01.html

  3. 全国健康保険協会「令和8年度保険料率のお知らせ」
    https://www.kyoukaikenpo.or.jp/lp/2026hokenryou/

  4. 厚生労働省「令和8(2026)年度 雇用保険料率のご案内」
    https://www.mhlw.go.jp/content/001692566.pdf