
夜勤と日勤、看護師のワークライフバランスを考える
生活リズム・家庭との両立・収入面から、自分に合う勤務スタイルを見つけるヒント
看護師の働き方は、夜勤と日勤のどちらが優れているというものではありません。大切なのは、睡眠や体調を保てるか、家庭や私生活と両立できるか、希望する収入に合うかを具体的に比べることです。
日勤が合いやすい人
日勤は生活時間を一定にしやすく、保育園の送迎や家族との夕食など、周囲の予定と合わせやすい傾向があります。睡眠の時間帯も整えやすいため、夜間の勤務で体調を崩しやすい人にも選択肢になります。
一方、平日昼間の勤務が中心になると、役所や通院などの予定を入れにくい場合があります。勤務先によっては、日勤のみでも早番・遅番や残業があるため、始業・終業時刻まで確認しましょう。
夜勤が合いやすい人
夜勤は夜勤手当が支給されることが多く、勤務回数を調整しながら収入を確保したい人に向く場合があります。勤務後から次の勤務までの時間を、平日の用事や自分の時間に使いやすいと感じる人もいます。
ただし、交代制勤務では睡眠や食事の時刻が不規則になりやすく、生活リズムへの配慮が必要です。厚生労働省も、交代制勤務では生体リズムが乱れやすいと説明しています。夜勤中の仮眠、夜勤後の休息、勤務と勤務の間隔が確保されているかを確認することが重要です。
比べるべきは「夜勤の有無」だけではない
求人票や面談では、次の項目を確認してみましょう。
月の夜勤回数と、希望回数の相談可否
2交代制・3交代制の別と、1回の勤務時間
夜勤中の休憩・仮眠時間と仮眠場所
夜勤後の休み、連続夜勤の有無
勤務終了から次の勤務開始までの間隔
夜勤手当、残業、急なシフト変更の実態
子育て・介護中の夜勤免除や回数調整
日本看護協会のガイドラインでは、勤務と勤務の間隔を11時間以上あけることなどが示されています。勤務表の組み方は、同じ「夜勤あり」の求人でも施設によって異なります。
自分に合う働き方を見つける3つの質問
夜勤後に十分眠れ、数日以内に生活リズムを戻せるか
家族の送迎・家事・介護と、勤務時間が両立するか
必要な収入と、無理なく続けられる夜勤回数が合っているか
今の生活に合わない働き方を無理に続ける必要はありません。日勤常勤、夜勤あり常勤、夜勤専従、非常勤などを比べ、実際の勤務時間と休息の取りやすさまで確認して選びましょう。
Fixhireでは、勤務時間や夜勤条件などを比較し、自分の希望に合う看護師求人を探せます。
よくある質問
看護師は日勤のみでも働けますか?
外来、健診、訪問看護、クリニック、デイサービスなど、日勤中心の職場があります。ただし、早番・遅番、オンコール、土日勤務の有無は求人ごとに確認が必要です。
夜勤回数は入職前に確認できますか?
求人票だけで分からない場合は、月の平均回数だけでなく、最低回数、希望回数、連続夜勤、夜勤後の勤務まで確認しましょう。合意した条件は、労働条件通知書や雇用契約書でも確認してください。
※勤務体制や手当、休憩・仮眠の運用は施設によって異なります。応募・入職前に、求人票、面談、労働条件通知書等で個別に確認してください。
参考資料
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
厚生労働省 e-ヘルスネット「交代制勤務者の食生活に関する留意点」
日本看護協会「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」


